クラウドファンディング8つの注意点!失敗しないコツを種類別に紹介

クラウドファンディング 注意点

クラウドファンディングを使うことで注意点はあるのかな?

上記のようにお考えではありませんか。

クラウドファンディングは、自分だけの資金では実現することの出来ない「事業・未来」のために資金を調達することの出来る便利な資金調達方法です。しかしクラウドファンディングを使うことで、注意点があります。

今回はクラウドファンディングの注意点について詳しく紹介していきましょう。

資金調達をしようと考えている場合や、クラウドファンディングに投資しようと考えている場合にはぜひ参考にしてみてください。

1:【全タイプ共通】クラウドファンディング8つの注意点

クラウドファンディングを利用する上で、8つの注意点があります。

クラウドファンディングでの資金調達に成功しても、プロジェクト自体が失敗するなどの事例はいくつもあり注意が必要です。

この章では、クラウドファンディングのタイプに関わらず共通していえる8つの注意点をお伝えしていきます。

クラウドファンディングを実施する起案者投資者に分けて紹介していきましょう。

1-1:起案者5つの注意点

クラウドファンディングで資金調達をする上で、5つの注意点があります。

  • プロジェクトが失敗する
  • 資金調達に時間がかかる
  • プロジェクトが盗用される
  • Web上から消せない
  • 管理コストの問題

詳しく紹介していきましょう。

1-1-1:プロジェクトが失敗する

クラウドファンディングで資金調達に成功したとしても、プロジェクトそのものが失敗する可能性があります。
プロジェクト内容がどんなに魅力的で評価されても、技術面において可能でなければプロジェクトが失敗してしまうでしょう。

起案者は、クラウドファンディングまでの計画だけでなく資金調達後の事もしっかり考えておく必要があります。

1-1-2:資金調達に時間がかかる

クラウドファンディングでの資金調達は、時間がかかる事を覚えておきましょう。

通常、金融機関などで融資を受ける場合にかかる時間は1ヶ月ほどです。

しかしクラウドファンディングの場合、目標金額達成までに数か月かかる可能性もあります。

達成までの時間を読むことが出来ないので、すぐに資金を集めたい場合には向いていないでしょう。
また、事業資金をすべて調達しようとするのではなく、時間の事も考慮し資金の一部を調達する手段として考えるべきです。

1ヶ月ほどで融資を受けたいと考えているのであれば、日本政策金融公庫での創業融資をオススメします。
実績の無い個人事業主や、中小企業でも比較的スムーズに融資を受けることが可能です。
日本政策金融公庫でお金を借りるメリットについては、以下記事をご覧ください。

関連記事 ➡ 中小企業必見!日本政策金融公庫でお金を借りる9つのメリット

1-1-3:プロジェクトが盗用される

クラウドファンディングで、まだ実現していないアイディアを公開することにも注意が必要です。

クラウドファンディングでアイディアを公開することで、不特定多数の人物がそのアイディアを見ます。
そのため資金調達前に、そのアイディアが盗まれてしまう可能性があるのです。
クラウドファンディングで、アイディアを公開する前に特許を取得するなどし盗用を防ぎましょう。

1-1-4:Web上から消せない

クラウドファンディングは一度公開すると、プロジェクトの成功・失敗に関わらずWeb上から原則消すことは出来ません。

インターネット上で消すことが出来ないので、半永久的に残ってしまうのです。

軽い気持ちで開始してしまうと、将来後悔する事になるでしょう。

1-1-5:管理コストの問題

クラウドファンディングは資金調達をする場ですが、かえって管理コストがかかる可能性があります。

例えば購入型クラウドファンディングの場合、プロジェクト成功時には商品やサービスをお返し(リターン)する必要があるでしょう。
その際に、支援してくれた人々にミスなくリターンを送ろうとした場合、最低限の人数とシステムが必要になることが考えられます。

人件費やシステム費など、管理コストの事も視野にいれながらクラウドファンディングを実施するようにしましょう。

1-2:投資者3つの注意点

 クラウドファンディングに投資する側にも注意点が3つあります。

  • 有効活用されない
  • キャンセルができない
  • リターンが返ってこない

詳しく紹介していきましょう。

1-2-1:有効活用されない

クラウドファンディングは、実現したい事業や未来のために資金調達をする場ですよね。

しかし、その方法を裏手にとってお金を持ち逃げする者もいます。

プロジェクト実施期間内にプロジェクトを実施しなかったり有効活用されないケースが海外では多く見受けられるのです。

プロジェクトはきちんと実施されるか?信頼できる相手か?など投資する前に見極める必要があるでしょう。

1-2-2:キャンセルができない

クラウドファンディングに一度投資を行うと、基本的にキャンセルすることが出来ません。

クラウドファンディングの種類にもよりますが、原則キャンセルすることは出来ないと覚えておきましょう。

1-2-3:リターンが返ってこない

投資者はリターンが返ってこない・・・という可能性も覚えておきましょう。

例えば、購入型クラウドファンディングの場合は投資後にお返し(リターン)として商品やサービスがあります。

しかしプロジェクト後、連絡が無かったりリターンが届かなかったりする可能性があるのです。
必ずしもリターンがあるという保証はないという事を覚えておきましょう。

2:【タイプ別】4種類ごとの注意点と失敗しないコツ

 クラウドファンディングには、様々な種類があります。

購入型・融資型・株式投資型・ファンド型など、それぞれの種類ごとに注意すべき点は異なるのです。

4つの種類ごとに、クラウドファンディングの注意点を「お金を受け取る側」「お金を出す側」に分けて紹介していきます。

2-1:購入型の注意点

購入型クラウドファンディングの注意点を紹介していきましょう。

これから購入型クラウドファンディングを実施する・支援したいと考えている場合にはぜひ参考にしてみてください。

2-1-1:お金を受け取る側

購入型クラウドファンディングを実施する場合の注意点を紹介しましょう。

起案者(プロジェクトを実施する者)は、原則としてプロジェクトを途中で中止・放棄する事は出来ません。
一度プロジェクトを公開したら「やっぱりやめよう」というわけにはいかないのです。

ただし、何らかの事情で資金調達が可能になった場合や権利の問題で特別に中止される可能性もあります。その場合、すでに資金が集まっていた場合には全額返金をする必要があるのです。しかし社会の信頼を無くさないためにも、公開前に準備を慎重に行う必要があるでしょう。

2-1-2:お金を出す側

購入型クラウドファンディングを支援する側の注意点を紹介します。

購入型クラウドファンディングで支援をした場合、リターン(お返し)を受け取れない可能性があるのです。

購入型クラウドファンディングには2つのタイプがあります。

  • All-in方式:目標金額の達成・未達成に関わらず支援金が入る
  • All-or-Nothing方式:目標金額達成時のみ支援金が入る

もしもAll-or-Nothing方式のプロジェクトを支援した場合、目標金額に達しない場合にはプロジェクトをスタートすることが出来ません。
そのため欲しかった商品やサービスなどのリターン(お返し)を得ることが出来ないのです。

必ずしも支援したプロジェクトが、目標金額に達するというわけでは無い事を覚えておきましょう。

2-2:融資型の注意点

融資型クラウドファンディングの注意点について紹介していきます。

融資される側、融資する側に分けて詳しく紹介していきましょう。

2-2-1:お金を受け取る側

融資される側の注意点を紹介します。

融資型クラウドファンディングは、これから勢いをつけていく発展途上の段階です。

そのため融資型クラウドファンディングのテーマが限定されています。
現在日本で運用されている融資型クラウドファンディングサイトの多くは、事業性・エネルギー・海外不動産が多いです。

事業内容がテーマに適していないという場合には、今後のテーマ拡大に期待するしかないでしょう。

2-2-2:お金を出す側

融資する側の注意点を紹介します。

融資型クラウドファンディングは、起案者の情報を見ることが出来ないという事を注意しておきましょう。

クラウドファンディングで支援先を決める際、どんな人物や企業が行っているのかは非常に重要な判断材料になります。
しかし融資型クラウドファンディングは、融資先の情報が規制されており融資先の詳細情報を確認することが出来ないのです。
融資先の情報が見えないので、融資をする際にはより慎重に融資するかを決める必要があります。

2-3:株式投資型の注意点

株式投資型クラウドファンディングの注意点を紹介しましょう。

投資される側、投資する側に分けて紹介していきます。

2-3-1:お金を受け取る側

株式投資型クラウドファンディングで、投資を受ける側の注意点を紹介します。

株主投資型で投資を受ける事により、上場は出来たり企業の成長スピードを上げることが可能です。

しかし株主投資型クラウドファンディングで投資を受けるということは、不特定多数の株主が増えることになります。
そのため、事務負担が増える事が考えられるでしょう。
事務の負担が多くなるという事に注意し、人員を増やしたりするなど対処する必要があります。

2-3-2:お金を出す側

株式投資型クラウドファンディングで、投資する側の注意点を紹介しましょう。

投資する側は、リターンを求めて投資します。

しかし投資先のベンチャー企業がEXITしなければ、リターンを得ることは出来ないのです。
IPOによる株式公開やM&Aなど、EXITが成功した場合のみリターンを得ることができリターンを得られない可能性も十分に考えられます。

リターンが得られないリスクを考えた上で投資する様にしましょう。

しかし株式投資型クラウドファンディングは、EXITした場合には何倍ものリターンを得ることが出来ます。
ハイリスクハイリターンな投資方法ということを覚えておきましょう。

2-4:ファンド型の注意点

ファンド型クラウドファンディングの注意点を紹介します。

お金を受け取る側、お金を出す側に分けて紹介していきましょう。

2-4-1:お金を受け取る側

ファンド側クラウドファンディングで、投資を受ける側の注意点を紹介します。

ファンド型クラウドファンディングで、投資を受けるときは事業期間内に必ず成果を上げることが必要です。
事業計画をもとにし、1年ごとに決算日が設けられますが毎年決算日までに出資者に提示している売上高を達成する必要があります。

達成できない期間が続くと、金融機関や出資者から信用を失う可能性もあるので確実に成果を上げる必要性があるでしょう。

2-4-2:お金を出す側

ファンド型クラウドファンディングに、投資をする側にも注意点があります。

投資する側は「分配金」に注意する必要があるでしょう。

分配金は、投資した事業の売上高に応じて変動します。
事業計画が、計画通りに実施されれば条件通りに分配金を受け取ることが可能です。
しかし、事業計画が上手くいかない場合には分配金も少なくなることが予想されます。

ファンド型クラウドファンディングに投資する場合には、事業内容が実現可能かどうか見極める必要があるでしょう。

まとめ

 クラウドファンディングの注意点について詳しく紹介してきました。

クラウドファンディングは、自分では実現不可能な事業や未来のために資金調達をすることができる素晴らしい資金調達方法です。

しかし利用する上では、様々な注意点が発生してきます。

事前によく確認した上で利用する様にしましょう。

ぜひ参考にしてください。