ファクタリングは違法ではない!3つの理由と見極める4つのポイント

ファクタリング

ファクタリングは違法行為?

上記の様に不安に考えているのでは無いでしょうか。

2017年には実際にファクタリング業者を名乗る企業が、貸金業法違反で逮捕されています。
しかし、ファクタリング自体は貸金業法に該当せず違法性のない取引方法です。

今回はファクタリングが違法ではない理由から、違法業者を見分けるポイントまで詳しく解説していきます。

1:ファクタリングは違法ではない!法律から分かる3つの理由

ファクタリングは違法ではない。

冒頭で上記の様に述べましたが、なぜ違法ではないのか気になりますよね。

ファクタリング業者が「違法」と呼ばれるのには理由があります。

多くの違法業者は、売掛債権を担保に貸金業を営んでいるケースが多いです。
このようなケースで、貸金業を営むのであれば金融庁の許認可を得る必要があります。
無許可で貸金業を行っていると判断された場合、利息制限法等が適用されたり貸金業法に違反することで結果として逮捕されています。

しかし実際のファクタリング取引は「貸金業」に該当せず、違法性のない取引方法です。なぜ違法ではないのか3つの理由から解説します。

  • 利息制限法は適用できない
  • ファクタリングはBtoBが前提である
  • ファクタリングを規制する法律は無い

上記3つの違法ではない理由について、詳しく解説していきましょう。

1-1:利息制限法は適用できない

ファクタリングに利息制限法は適用できません。

昭和48年の約束手形金請求事件を参考にすると、債権買取手法の手形割引では手形貸付は金銭消費貸借契約であり、利息制限法の適用が考えられます。ただし、手形割引自体は金銭消費貸借契約ではなく手形の売買と捉えられるのです。
そのため手形割引は貸金業に該当しないと判決が下されています。
参考:一般社団法人 日本ファクタリング業協会

ファクタリングも同様に、売掛債権の買取をしているだけなので利息制限法で考えると貸金業に該当しないのです。

1-2:ファクタリングはBtoBが前提である

ファクタリングは「貸金業」に該当しないのか?とお考えですよね。

貸金業の定義としては、手形割引・売渡担保やこれらに類似する手法で金銭を交付したり金銭授受の媒介を行う業者になります。

ファクタリングも貸金業に該当するのでは・・・とお思いかもしれませんが、貸金業法はそもそも貸金事業者間とBtoCを想定した法令です。

一方、ファクタリングは一般的にBtoBで行われます。
そのためファクタリングの取引は、貸金業法の規制・管轄外における事業取引なのです。

1-3:ファクタリングを規制する法律は無い

ファクタリングは違法ではない確実なポイントとして、現状ファクタリングを規制する法律がないという事です。

貸金業法の貸付には該当しないので、ファクタリング事業者は貸金業登録を行う必要もありません。

また、貸金行為に該当しないファクタリングは出資法でも該当する行為とは言えないのです。
そのため、現状としてファクタリングを規制する法律は存在しないということになります。

 

2:違法業者は存在する!見極める4つのポイント

ファクタリング業界では、実際にファクタリング業と名乗り2017年にも違法行為をしたとして逮捕者が出ています。

ではなぜ、違法ではないファクタリングで違法行為とされるのか、逮捕された違法業者には共通点があるのです。

違法行為とされ逮捕されているケースは主に、売掛債権担保の貸金契約をしたとして判断されていることが非常に多くなっています。

売掛債権を担保に貸金契約をしている違法業者を見分けるには、どうしたら良いのか。
違法業者を見極める4つのポイントを紹介します。

  • 手数料や利息が高額である
  • 契約書が無い
  • 白紙書類に実印の押印を求められる
  • 売掛債権の一部しか譲渡していない場合

上記4つのポイントについて詳しく解説していきましょう。

2-1:手数料や利息が高額である

1つ目のポイントは、手数料についてです。

売掛債権100万円を売り、50万円を早期回収したとします。
その月に100万円をファクタリング業者に返済するような、手数料の高い業者は売掛債権担保付の貸金契約であると判断される可能性があり危険です。下記の表をご覧ください。

パターンA 売掛債権100万円-早期回収額90万円=手数料10万円
パターンB 売掛債権100万円-早期回収額60万円=手数料40万円

あまりに高い手数料の場合には、違法業者と判断し避けることが賢明です。ファクタリングに返済する100万円は同じなのに、パターンA・Bでは手数料に大きく違いがあります。2社間での平均手数料は10%~30%ほどです。3社間であれば1%~5%ほどで抑えることが出来ます。2019年7月27日 自社調べ

2-2:契約書が無い

2つ目のポイントは、契約書についてです。

違法性の高いファクタリング業者は、1度の取引完了ごとに契約書を破棄する場合があります。または契約書自体を初めから作成しないことがあるのです。契約書は、両事業者の法的関係を明確する意味でも非常に重要なものになります。

その契約書を破棄するという事は、何かやましいことがあると判断される可能性が非常に高いです。
契約書をきちんと保管していない・作成しない業者とは取引を行わない様にしましょう。

2-3:白紙書類に実印の押印を求められる

3つ目のポイントは、白紙書類に実印の押印を求められる場合です。

違法性の高いファクタリング業者の中には、契約初期に白紙書類に実印の押印を求められることがあります。

なぜ白紙に押印をするのか・・・

理由は売掛先から売掛金が回収できなかった場合、すぐに債権譲渡通知をファクタリング業者が発送するためです。
本来であれば、売掛債権を譲渡した側が譲渡通知を発送します。
しかしファクタリング業者の中には、あらかじめ受領している債権譲渡通知をファクタリング業者が発送するケースがあるのです。

上記の様な場合、売掛金を担保とした貸金業と判断される可能性が高く違法性が高いファクタリング業者と認識することが出来ます。
白紙書類に押印を求められたら、取引を中止する様にしましょう。

2-4:売掛債権の一部しか譲渡していない場合

4つ目は売掛債権の一部しか譲渡していない場合です。

売掛債権のうち、一部しか譲渡していない場合にはファクタリング取引に利息制限法が適用される可能性があります。
貸金業と判断されるリスクが高いからです。

取引内容には十分に注意をはらい、紹介してきた4つのポイントに当てはまらない業者を利用する様にしましょう。

3:ファクタリング業者と偽る違法業者!逮捕例を紹介

実際に逮捕された違法業者は、どんな事をして逮捕されたの?

ファクタリング業者として、実際に逮捕された違法業者は2017年1月が初めてのことです。
その際、逮捕されたのは「東洋商事」「MINORI」の2業者です。

2業者はファクタリング業者と名乗り、実際はヤミ金融の様な取引を行っていました。

この時の事件について詳しく紹介していきます。

3-1:東洋商事とMINORIの事業実態と逮捕内容

東洋商事
2017年1月25日、大阪府警生活経済課は貸金業法違反の疑いで東京都中野区の2業者「東洋商事」「MINORI」を摘発しました。

2業者はファクタリング業者と名乗り、売掛債権を担保にした法外な高金利融資を行っていたのです。
ファクタリングは、売掛債権の買取が目的であり融資ではありません。

ファクタリングを名乗っていた2業者ですが、実態は悪徳なヤミ金融と同じ手口です。

ファクタリングという仕組みを理解している者であれば、すぐに見抜けるはずなのに東洋商事や250社の中小企業を騙し1億円以上の利益を得ていたことが発覚しています。資金繰りに困っている中小企業を手玉に取り、巧みな話術で騙していたのでしょう。

ファクタリングを装ったヤミ金融の摘発は全国で初となりますが、東洋商事やMINORI以外にも違法業者は存在することが考えられます。

ファクタリングの内容をしっかり理解し、違法業者には決して騙されない様にしましょう。

参考:産経WEST

4:安心して利用できる!優良ファクタリング業者3選

どこか安心して利用できるファクタリング業者は無いのかな?

違法ではないと分かりつつも、安心して利用できる業者が知りたいですよね。

上記の様な場合のために、安心して利用できるファクタリング業者3社を紹介しましょう。

  • ①請求書先払いBIZ
  • アクセルファクター
  • ③事業資金エージェント

中でも一番のおすすめは「請求書先払いBIZ」です。

最短即日はもちろん、手数料の安さが魅力的なファクタリング会社と言えます。

さっそく3つのファクタリング会社について紹介していきましょう。

4-1:請求書先払いBIZ

請求書先払いBIZ

  • 請求書先払いBIZ
  • 東京都新宿区高田馬場1丁目30-14コルティーレ高田馬場1F
  • 0120-077-739

請求書先払いBIZは、一般社団法人日本中小企業再生支援協会とアクセルファクターの共同サービスです。

一般社団法人とアクセルファクターが組むことで、低コストで利用しやすいファクタリングサービスを実現しています。

また、大口案件に強いため、高額利用したい場合でも最短翌日に資金調達可能です。

まずは無料見積もりを試してみてください。

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4-2:アクセルファクター

アクセルファクター ファクタリング

  • 株式会社アクセルファクター
  • 東京都新宿区高田馬場1丁目30-14コルティーレ高田馬場1F
  • 0120-542-467

アクセルファクターは、ファクタリング会社の中でもスピードが速く信用度の高い評判のファクタリング会社です。手数料は2%~20%までと上限が明記されているので、安心して利用することができます。

また、利用者の5割以上が即日入金されている実績もあり安心して利用できるでしょう。

4-3:事業資金エージェント

事業資金エージェント

  • アネックス株式会社
  • 東京都港区新橋4-9-1 新橋プラザビル5F
  • 03-6432-4469

事業資金エージェントは、業界内でも手数料が安いと評判のファクタリング会社です。

業界最安水準の1.5%~利用することができ、500万円までの申込なら来店・面談の必要がありません。最短3時間で資金調達することができ、緊急時にも十分活用できる優良店なのです。また、最大3億円までの大口案件にも特化しているので、企業の大型資金調達としても利用することができるでしょう。

まずは気軽に相談・問合せをしてみることをおすすめします。

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まとめ

ファクタリングの違法性について解説してきました。

ファクタリング自体の取引内容には、違法性が無く安心して利用する事の出来る早期資金回収方法です。

しかし中には、貸金業のように売掛債権を担保にした融資を行っている違法業者が存在します。
違法業者を見極め、優良なファクタリング業者を利用するようにしてください。

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