【資金調達】ピッチ資料に必須とされる10の要素と参考動画3選

資金調達 資料

資金調達を成功させたい!VCや投資家に向けてピッチをすることになったが、資料の構成はどうしたら良いのかな?

上記のように、ピッチ資料の構成について悩んでいませんか?

スタートアップが資金調達に成功するために、ピッチの構成は成功を左右する大事なポイントです。オーディエンスを引き込む最適なピッチを作成する必要があります。今回は、ピッチ資料を作成する際に必要となる構成要素について紹介していきましょう。

また、ピッチにおける注意点についても解説していきます。

1:資金調達に成功せよ!資料に必要な10の要素

ピッチ資料の構成が分からない~。
どうすれば投資家に注目してもらえるような、資料を作成できるの?

上記のようにピッチで必要となる資料の構成でお悩みですよね。

ピッチは3分~5分という短い時間で出来るだけ多くの人に共感してもらうことを目的としています。短い時間で自社サービスの魅力を伝えることが必要です。そんなピッチの資料構成をお伝えする前に、投資家がピッチで特にチェックしている7つの項目をお伝えします。

① 何をしている会社?
② マーケットサイズ
③ トラクション
④ 独自の洞察
⑤ お金の稼ぎ方
⑥ チームメンバー
⑦ ピッチの目的

上記7つの項目は、多くの投資家がピッチで注目しているポイントです。

上記7つの項目を踏まえて、資料で必要となる10の要素を紹介します。

  • )タイトルと概要-Title
  • )問題について-Ploblem
  • )解決策-Solution
  • )マーケット-Market
  • )成長可能性-Traction/KPI
  • )独自の洞察-Unique insight
  • )メンバー-Team
  • )ビジネスモデル-Bussiness Model
  • )未開拓市場か-Under-served Market
  • 10)スケーラブルか-Scalability

上記10の要素について、内容を紹介していきましょう。

これからピッチ構成を考える場合には、ぜひ参考にしてみてください。

1-1:タイトルと概要-Title

タイトルと概要は、一言でどんなサービスなのか分かるようにしましょう。

思わず見入ってしまう・聞きたくなるような魅力的な表紙にしタイトルを付けます。

1-2:問題について-Ploblem

どんな業界のどんな問題を解決しようとしているのか、投資家の興味を引くように簡潔に全体像を伝えましょう。

  • 問題の大きさについて
  • 問題の原因について
  • 現在の代替案ではダメな理由

問題の本質を理解し、なぜ解決したいのか簡潔に伝える必要があります。

ここで投資家が興味を持つか否かを決める、とても大事なポイントと言っても過言ではないでしょう。

1-3:解決策-Solution

問題に対しての解決策を伝えます。なぜこの解決策にしたのか、どうやってこの解決策が問題を解決するのかを具体的に伝えましょう。

テキストのみのスライドではなく、動画やアニメーション等を使って視覚的に訴えかけると効果的に驚き・共感を得られます。

1-4:マーケット-Market

狙う市場(マーケット)について伝えていきます。

狙っている市場は伸びているのか、なぜこの市場を狙うのかを明確に伝えましょう。

また顧客層についても伝え、どの様に成長させていくのかを説明します。

1-5:成長可能性-Traction/KPI

マーケットの成長可能性を説明します。

どの様な顧客がいるのか、注意して計測しているKPIは何かを具体的に説明しましょう。

さらには顧客を増やす方法や一連の営業プロセスを示し、思い描いている仮説が検証されつつあるかどうかを明確に伝えます。

1-6:独自の洞察-Unique insight

あなただけが知っている、ユニークな事実や視点を披露しましょう。

どれだけユニークな洞察力を持っているか伝えることで、成功する可能性があるかどうかを投資家たちは判断する材料の一つとします。

1-7:メンバー-Team

ピッチでは、メンバーの実績・専門分野・経歴等も紹介する必要があるでしょう。

目標達成に向けて、ふさわしい優秀なメンバーいることをアピールします。

起業家がどんなに素晴らしい知識をもった人間でも、同じチームのメンバーが優れていなければ目標達成は難しいでしょう。

優秀なメンバーがいることをアピールすることで、投資リスクが低い事を印象付けます。

1-8:ビジネスモデル-Bussiness Model

あなたが思い描くビジネスモデルを伝えましょう。

収益を得る方法を伝えます。ここで注意してほしいのが、投資家に楽観的・悲観的だと思わせないということです。

冷静に経営ができる起業家であることを示すためにも、現実的な数字を算出するようにしましょう。

1-9:未開拓市場か-Under-served Market

狙っているマーケットが未開拓市場であるのかそうではないのかを伝えます。

独自の優位性を明確にし、競合とどの様に競いあっていくのかを表しましょう。

1-10:スケーラブルか?-Scalability

あなたのビジネスモデルがスケーラブルかどうかをアピールしましょう。

投資家はスケーラブルなビジネスモデルを探しています。スケーラブルな企業アイデアは希少で価値が高いため、投資家は常にスケーラブルなビジネスモデルを探しているのです。スケーラブルなビジネスモデルであることをアピールすることで、投資家が積極的に投資をする可能性が一気に高くなります。

2:ピッチと資金調達における5つの注意点

ピッチをする上で注意すべき点は無いのか?

ピッチはスタートアップが資金調達をするための1つのツールです。

魅力的にアピールすることで資金調達に成功する可能性が高くなります。

しかしピッチにおける資金調達では、5つのことに注意をするようにしましょう。

  • ピッチの成功=事業の成功ではない
  • 納得していないピッチは披露しない
  • プロダクト目線で作ってはならない
  • 起業家は資金調達の専門家ではない
  • 適切な投資家を選ぶ

上記5つの注意点について解説していきます。

5つの注意点はピッチだけでなく、多くの資金調達に共通して言える注意点です。

資金調達前には、必ずチェックしておきましょう。

2-1:ピッチの成功=事業の成功ではない

成功者

ピッチに成功=資金調達に成功=スタートアップの成功

ピッチに成功したからといって、スタートアップが成功するとは限りません。

資金調達に成功をしても、75%のスタートアップは失敗すると言われているほど難しい世界なのです。資金調達だけに必死にならず、事業目標に向けて突き進む必要があります。ピッチに成功しても気を抜かず、本来の目的を忘れないようにしましょう。

2-2:納得していないピッチは披露しない

悩む男

納得できる資料が完成できるまで、ピッチは成功できないと考えたほうが良いでしょう。なぜなら、ピッチは投資家に共感をしてもらうためのツールです。自社の魅力をアピールし問題解決に共感してもらわなければ、投資家の心を動かすことはできません。

中途半端なピッチで挑んでも資金調達に成功することは出来ないからです。

必ずあなたが納得のいくピッチを作成し、投資家に披露しましょう。

2-3:プロダクト目線で作ってはならない

会議

ピッチはプロダクト目線で作ってはいけません。

ピッチは解決したい問題についてアピールをする場です。あなたが作りたいプロダクト目線で作成してしまうと本来の目的とずれてしまいます。

資金調達をしたいのであれば、問題について明確に追及していきましょう。

2-4:起業家は資金調達の専門家ではない

スーツ

資金調達において、起業家が資金調達の専門家になってはなりません。

起業家は事業を成功させるために資金調達を行い、資金調達が本来の事業目的ではないはずです。

資金調達の専門家になるのではなく、プロダクトを作ったり顧客の話を聞きましょう。

2-5:適切な投資家を選ぶ

標識

資金調達において、起業家は適切な投資家を選ぶ必要があります。

必要な金額だけを調達し、あまりにもサイズ感が見合っていないという場合には断る勇気も必要です。規模の大きいベンチャーキャピタル・投資家であればあるほどリターンを大きく要求されます。「〇〇億円の調達に成功!」という様に名声が欲しくても、事業を行っていく上で本当に必要な額であるかを考えましょう。

3:構成の参考になるピッチ動画3選

ピッチを作成し練習しようと考えたとき、一番参考になるのは実際の動画です。

実際のピッチ動画を見て、活用できる手法・しゃべり方・アピール方法を参考にしてみましょう。今回はスタートアップとテクノロジーの祭典「TechCruch Tokyo」の中でも目玉企画であるスタートアップバトルからオススメのピッチを3つ紹介します。

  • 株式会社空
  • 株式会社SmartHR
  • WAmazing株式会社

TechCruch Tokyoは2019年も11月14日・15日に開催されるので、実際にピッチを見に行くのも良い方法です。チケットも販売が開始されているので、実際のピッチを見て勉強することをおすすめします。

チケットを購入する

3-1:株式会社空 

3-2:株式会社SmartHR 

3-3:WAmazing株式会社 

 まとめ

資金調達におけるピッチの資料構成について紹介してきました。

投資家やベンチャーキャピタルが見ている項目、必ず含めたい要素を入ることが大切です。自社サービスの魅力を短時間でアピールするには、かなりの時間と労力を使ってピッチを作成する必要があります。スタートアップバトル等の動画を参考にし、自分の納得がいくピッチを作ってみましょう。ぜひ参考にしてみてください。